良い商品は、良い原料から

製品づくりにおいて、アヲハタが最も重要だと考えているのが高品質な原料の調達です。
こちらでは、アヲハタが考える原料調達の基本理念をご紹介します。

原料調達のための取り組み

アヲハタは「良い商品は、良い原料から」という原料調達の基本理念のもと、
さまざまな取り組みを通じて、よりおいしく、より安全・安心な原料の調達に努めています。

安全・安心な良い原料のためにアヲハタが取り組む4つのポイント

01

自社専門技術者の関与

アヲハタは、ジャムの加工に最も適した品種を最も適した土地で栽培する「適地適作」を考え、
全世界から最良の原料を調達しています。

調達時には、必要な全ての工程に自社専門技術者が関与し、徹底して高品質の原料づくりに取り組んでいます。
アヲハタでは、「最適品種の選定」に始まり、最適な「土地選び」、「土、畑づくり」、
「栽培管理」から「工場での加工」、「使用前管理」に至るまで、
お客様のお手元に届くまでの全ての工程を自らの手で取り組んでいることが、重要であると考えています。

  • 最適品種の選定

  • 土地選び

  • 土、畑づくり

  • 栽培管理

  • 工場での加工

  • 使用前管理

大切なお客様へ

02

おいしさの追求

アヲハタでは、最適な原料を大切に育て、最適な状態で収穫し、採りたての鮮度を保つことで、「おいしさ」を追求しています。

原料を大切に育てる

フィールドサニテーション

イチゴのように地表近くで育つ果物は、下葉などを繰り返し除去することで、果実に直接自然の光が当たり、色が濃く、香り豊かな実に育ちます。
このように、清潔で風通しの良い畑に整備することで、原料の最適な熟度を追求しています。

最適な状態で収穫する

熟度管理

果実は、その熟度によって、味・色・香り・風味などが大きく異なります。アヲハタでは、収穫時の熟度を指定し、最適な熟度の果実のみを収穫しています。

採りたての鮮度を保つ

鮮度管理

おいしさの原点は鮮度です。アヲハタでは急速凍結技術の開発により実現した一貫した鮮度保存を行っています。
収穫した果実は、原料産地に立地した加工場で一次加工します。特にイチゴでは、収穫後24時間以内に一次加工し、フレッシュな鮮度保持に努めています。

03

安全・安心の追求

アヲハタでは、大切なお客様においしい商品をお届けするため、
異物などから原料をまもり収穫後の品質管理を徹底しています。

安全・安心をお届けする

異物対策

イチゴなどを栽培する畑には、マルチングと呼ばれるビニールの覆いを被せることで、異物の原因となる雑草や害虫を防止しています。さらに、加工場におけるヘタ取り・洗浄・選別工程において、異物の除去をおこないます。特にイチゴについては、過去からの経験と技術を生かして、当社が独自に開発した「アヲハタ式イチゴ洗浄機」を導入し、異物対策を充実させています。

農薬管理

農薬については、目的(殺菌・殺虫)に沿った農薬の選定と適切な使用を指導し、使用農薬を管理しています。また、原料の安全性を高めるための取り組みとして、栽培時の農薬使用量を必要最小限に止めるとともに、環境保全の観点から自然環境への負担をできるだけ少なくするよう努めています。さらに、農薬の残留についても、自社分析および外部検査機関を活用し、安全を確認しています。

マルチング

選別工程

収穫産地識別カード

二次元コードによる管理

安全・安心を支える

トレーサビリティ

ジャム用のフルーツ原料のラベルには、原産国・加工場・品種・加工日などの原料情報が入った二次元コードが印刷されています。配合時に使った原料すべての二次元コードを読み取ることによって、どの時点でどの原料を使用したかが記録されます。また、ジャム一瓶ごとに印刷された個別の番号によって製品と原料との関連付けをおこない、速やかに追跡できる体制を整えています。

※トレーサビリティとは、対象とする製品とその原材料の生産・流通履歴が追跡可能であることをいいます。

04

長期的な信頼関係の構築

安全・安心な原料を調達するには、お取引先との信頼関係の積み重ねが不可欠です。
アヲハタグループでは、品質基準をご理解いただける取引先と、
トップ同士の交流や自社専門技術者の現地派遣を通じて信頼関係の構築に努めています。

世界に広がる原料産地

アヲハタはお客様のニーズに応えて、世界各国から多種多様な果物を調達しています。ジャムの加工に最も適した品種を最も適した環境の土地で栽培する「適地適作」を考え、世界に広く原料産地を求めています。
農産物である果物は、自然環境などによって収穫量に変動がありますので、世界複数の国で栽培しています。

原料の調達分布図

お取引先との交流

アヲハタグループの果実原料産地は、時代とともに世界各地に広がっており、安全で安心な原料を調達するには、取引先との信頼関係の積み重ねが不可欠です。そのため、当社グループが目指す品質基準をご理解いただける取引先と、トップ同士の交流などを通じパートナーシップを構築しながら、高品質な原料作りに努めています。

原産地への技術者派遣

安全で美味しい原料を調達するため、現地では育苗・栽培から一次加工まで自社専門技術者が出向き、栽培技術、病害虫対策等の勉強会や圃場の現地確認などをおこなっています。さらに、当社グループの品質をご理解いただくため、一次加工メーカーを対象とした研修をおこない、一丸となって品質作りに取り組んでいます。

土や畑づくり、育種・育苗など、アヲハタが長年にわたり蓄積してきた
イチゴに関する知見や技術、こだわり、思いなどを紹介しています。

原料調達の基本理念

~良い商品は、よい原料から~

社訓「正直 信用 和」

創業以来、「缶詰は中身が見えないからこそ正直者がつくらなくてはならない」の信念のもと、品質・味づくりに取り組んできました。

原料で7割が決まる

農産加工品の品位は、原料でその7割が決まってしまいます。そのため、旬の原料を収穫と同時に当社独自の設備で加工し、高品質の原料を確保しています。

高品質原料の安定確保

古くから国内の産地に「アヲハタ会」を結成し、契約栽培によって高品質原料の安定確保に努力してきました。時代とともに原料を取り巻く環境も変わり、多くを海外産地に求めるようになりましたが、「アヲハタ会」の基本理念を継承し、高品質原料の確保に努めています。

安全・安心への取り組み

世界中の優れた原料産地に当社の専門技術者自らが出向き、栽培から加工まで、栽培管理、農薬管理、トレーサビリティなど安全・安心の確保に努めています。