おいしい商品を安全に食卓までお届けするための「密封」「殺菌」といった保存技術や、
加工場の徹底した衛生管理をご紹介します。
おいしさをぎゅっと閉じ込め保存する、密封技術への挑戦。
低糖度ジャムを市場流通させる上で、容器包装の密封技術は重要な役割を果たします。
アヲハタは容器メーカーと共同でパッケージの改善・開発を重ねています。
キャップ改良の歴史
1966年
RTOキャップ
くり返し開け閉め可能なツイストキャップ化はこのタイプから始まりました。アヲハタでは1966年より導入されました。
写真は、1970年に発売の「アヲハタ55 オレンジママレード」
1976年
RTSキャップ
キャップの周囲にStepと呼ばれる凸部分をつくり、コンパウンドの層を厚くして密封性を向上させ、ジャムの低糖度化に対応しました。また、耐衝撃性が向上しました。
1984年
FASキャップ
キャップの外周にへこみをつけ、キャップの開けやすさを
改良しました。
1988年
FSBキャップ
キャップの中央に密封保証の目安となるセーフティボタンをつけました。開けるときに「ポン」という音がすれば、中身の真空は保たれています。
2006年
キャップ素材の変更
新しい素材を導入することで、高い密封性を保ったまま、どなたにも開けやすいキャップに改良しました。
おいしさのために、
不必要な加熱をしない殺菌技術
高温短時間殺菌製法
ジャムはフルーツと砂糖を煮詰めることで、微生物の利用できる水分を取り除いた保存食品ですが、低糖度化すると殺菌を強くしなければなりません。熱を長時間加えれば殺菌効果は増しますが、反面フルーツの持ち味である味や色が損なわれるというデメリットもあります。
アヲハタでは、高温で短時間に殺菌することで、フルーツ本来のフレッシュ感を残しつつ、効果的に殺菌する製法を確立しています。
01
清潔な環境で製造
低糖度ジャムの専用エ場をつくり、病院の集中治療室レベル
(NASA規格:Class 10,000)のクリーンルームで
ジャムを充填しています。
02
各種検査装置を活用
内容量が適正か、密封がきちんとなされているか、
金属片等の混入は無いかなど、見落としのないよう
製造工程で各種検査装置を活用しています。