ペクチンとは?

ペクチンとは食物繊維の一種で、レモン、オレンジなどの柑橘類やりんご、バナナに多く含まれています。

植物細胞をつなぎ合わせる働きをしている天然の多糖類で、量的な違いはありますが、あらゆる果物や野菜に含まれています。
ゼリー化(ゲル化)作用をもつ成分であることから、1825年にアンリ・ブラコノーによってギリシア語の「pektos:硬い」にちなみ「pectin:ペクチン」と名付けられました。

(ジャム工業組合よりhttps://www.jca-can.or.jp/~njkk/index.html

ペクチンは、糖類と酸を適量に混合して加熱することで、ゼリー状に固まる(以下、ゲル化)性質を持っています。ジャムを作る時は、原料の果実に含まれるペクチンだけでは程よくゲル化することが難しいため、ペクチンを加えています。ゲル化させる目的で加えているため、ゲル化剤(ペクチン)と表記しています。