経営方針

1.会社の経営の基本方針

当社グループは、社訓である「正直を以て宗とすること 信用を重んずること 和を以て尊しとなすこと」のもと、2021年12月からの3年間を対象とする新たな中期経営計画を策定しました。2018年の創立70周年を機に、掲げた2028年ビジョン「フルーツで世界の人を幸せにする」をめざし、5つの経営方針「ジャム・スプレッド事業の盤石化」、「産業用事業での新たな成長モデルの構築」、「海外(中国)成長市場への本格参入」、「新フルーツカテゴリーの創造」、「一人ひとりが挑戦し成長できる企業風土の創造」に継続して取り組みます。新たな中期経営計画におきましても、「フルーツのアヲハタ」の実現に向けて挑戦と変革を推進してまいります。

2.会社の利益配分に関する基本方針

当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営上の重要課題の一つとして認識しております。利益配分につきましては、安定的な配当の継続を基本としつつ、利益成長に基づく増配も視野に入れ、収益性の向上と経営効率を高める取り組みに努めてまいります。また、内部留保につきましては、今後の経営環境および長期事業展開に対応し、成長分野への投資などに有効活用していきたいと考えております。

3.中長期的な会社の経営戦略および対処すべき課題

当社グループは2022年度からの3年間(2021年12月1日から2024年11月30日まで)を対象とした中期経営計画を策定しております。
この計画における課題は以下のとおりです。

  • 1. 家庭用ジャム・スプレッドの盤石化

    家庭用ジャム市場の需要喚起に向けて、コロナ禍でのライフスタイルの変化に対応した用途創造と、新たな顧客の獲得を図る

  • 2. 産業用事業の収益事業への転換

    素材の良さを引き出す技術を活かし、お客様にとっての付加価値の創出と、生産性向上による収益体質の強化を図る

  • 3. 新規カテゴリーの事業化

    即食タイプのフルーツ加工品の展開と新販路の開拓で、新たな市場を創造する

  • 4. 海外(中国)事業の強化

    グループ協働で市場での競争力を高め、事業拡大を図る

  • 5. 原料調達力の強化

    気候変動リスクへの対応など持続可能なサプライチェーンを再構築し、品質とコスト競争力を高める

  • 6. 多様な人材が活躍でき、一人ひとりが挑戦し成長できる企業風土の創造

    新たな働き方を推し進めるとともに、コミュニケーションを充実させることで、個人の成長をあと押しする

※ 注意事項

  1. 将来情報の取り扱い

    当社が開示する業績予想、戦略、方針、目標等のうち、歴史的事実でないものは、将来の見通しに関する記述であり、これらは、当社がその時点において入手可能な情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいて作成したものであります。従って、実際の業績等は様々な要因によって予想と大きく異なる可能性があります。
  2. 投資判断について

    当社の行う情報開示は、当社グループへのご理解を深めていただくことを目的としており、投資勧誘を目的としたものではありません。投資に関する決定は、ご自身の判断において行われるようお願いいたします。なお、内容の正確さについては細心の注意を払っておりますが、掲載された情報の誤りやデータのダウンロード等によって生じた問題に関しまして、当社は一切責任を負うものではありませんので、ご了承ください。