社会・環境への取り組み

アヲハタグループの環境方針およびCSR活動(社会・環境への取り組み)をご紹介します。

CSRの基本的な考え方

私たちはアヲハタグループの理念と行動規範を遵守し、持続可能な社会の実現に貢献するとともに、グループの持続的な成長の基盤として、CSR活動を推進します。

CSRの推進体制

アヲハタ株式会社代表取締役社長及び役員・本部長で構成されるCSR委員会を2020年に設置しました。委員会は年2回以上開催し、持続可能な社会の実現への貢献とアヲハタグループの持続的成長にむけた重点課題や目標の設定、取組を推進していきます。
また、重点課題の3つのテーマについて、それぞれのプロジェクトにて取組のPDCAサイクルの実践を行っていきます。

重点課題の特定プロセス

アヲハタグループが取り組むべき社会課題をSDGsを参考に、バリューチェーンにおけるリスクと機会の分析により抽出しました。そして、社会課題ごとにステークホルダーからの期待の大きさとグループが与える社会への影響の大きさ、アヲハタグループの存在意義の3つを評価基準とし、最優先で取り組むべき「CSRの重点課題」を特定しました。

重点課題

持続可能な社会の実現と2028年ビジョン達成に向け
3つのテーマを設け、それぞれの重点課題に取り組みます

テーマ 重点課題 2024年 2028年
健康支援

食を通して心と体の健康をサポート

フルーツ摂取を通した
心と体の健康支援
  • 手軽に摂取できるフルーツの新商品が展開されている

  • 食育活動やHP、SNSなどWEBの活用により、フルーツが持つ健康や情緒的価値の情報発信が拡大できている

  • フルーツ供給量の拡大2018年度比200%

  • フルーツの機能性商品の展開

朝食摂取の向上
持続可能な原料調達

良い原料の永続的な確保で良い商品づくり

サプライチェーンの
人権と環境への配慮
  • 定期購入するフルーツ原料のサプライヤーとのエンゲージメント

  • 人権と環境に対しての課題共有と必要に応じた是正ができている

  • サプライヤーとの協働による、自律的で継続的なセルフマネジメントプログラムを構築し、運用できている

気候変動への適応
  • 主要なフルーツ原料産地の気候変動リスクが可視化できている

  • リスクが高い産地のサプライヤーと対策プログラムを策定できている

  • 各産地の気候変動リスクを回避するため、技術や仕組みの構築と展開ができている

循環型社会への貢献

省資源で地球に優しいものづくり

廃棄物の削減
  • 商品廃棄、動植物性残渣
    2015年比▲50%

  • 商品廃棄、動植物性残渣
    2015年比▲70%

プラスチックごみの
削減
  • 工場、容器包装
    石油由来プラ使用量
    2018年比▲19%

  • 工場、容器包装
    石油由来プラ使用量
    2018年比▲38%

アヲハタグループ環境方針

アヲハタグループは、瀬戸内海の豊かな自然に育まれた「みかん」などの柑橘類の加工・販売を目的に、1932年に広島県竹原市で創業しました。私たちはフルーツの持つ美味しさ、香り、 色彩、栄養、機能などの魅力を様々な角度から提供することで、 楽しく豊かな生活シーンを彩ります。
また自然の恵みを資源とし、国立公園内に立地する企業として、将来に向けて持続可能な社会や環境への取り組みを継続し、地域・社会から信頼される事業活動を進めてまいります。

  1. アヲハタグループの事業活動・製品及びサービスに係わる環境関連法規・規則・協定およびアヲハタグループが同意するその他の要求事項を順守します。
  2. アヲハタグループの事業活動・製品及びサービスが環境に与える影響を常に認識し、汚染の予防に努めるとともに、持続可能な資源の利用や生物多様性の確保等を考慮した環境マネジメントシステムの継続的改善を図ります。
  3. アヲハタグループは、環境目標を設定して、全構成員で環境保全に取り組むとともに定期的な見直しをします。
  4. 事業計画と連動した本来業務の中で、以下の項目を環境管理重点テーマとして取り組みます。
    1. 1)

      地球環境や人々の健康に配慮した原材料を選択し、持続可能な果実原料の調達および省資源に配慮した商品の提供に努めます。

    2. 2)

      廃棄物の削減、再利用再資源化を推進し、高度処理に努めます。

    3. 3)

      事業活動におけるエネルギー消費量の削減に努め温暖化防止に貢献します。

    4. 4)

      地域の環境保全活動を積極的に推進します。

  5. 環境方針は、全構成員に周知徹底します。また社外にも開示します。

以上

2019年 2月 22日

アヲハタグループ

統括責任者 山本範雄

中期(2022年~2024年)環境計画

環境経営の方針 重点活動 具体的な活動 取り組み項目
気候変動への
対応
原料調達リスクの低減 中長期の原料産地適性 原料調達における気候変動リスクの可視化
産地に適した育種の研究や新たな栽培技術の展開
サプライヤーにおけるリスク回避 CSR取り組みにおける協働体制の確立
CO2排出量の削減 自社生産工場でのCO2削減 生産ラインにおける省エネルギー施策の推進
設備更新の計画化(電化など)
再生可能エネルギーの導入
バリューチェーン全体でのCO2削減 原料産地での生産性・品質の向上
CO2を考慮した輸送効率の追求
水使用量の削減 原料調達や生産活動における水資源の有効活用 原料生産工場・自社生産工場での節水活動
循環型社会への貢献 廃棄物の削減 食品廃棄の削減 商品廃棄の削減
動植物性残渣の削減
プラスチックごみの削減 商品パッケージでの使用量削減
冷凍フルーツ原料用容器の代替
内装・計量荷姿の見直し
資源の有効利用 資材類の環境対応 環境負荷低減に配慮した商品設計
地域、社会への貢献 地域への環境配慮と法令順守 環境保全や社会活動 地域社会への貢献
本業を通した環境マネジメントの浸透
法令遵守 関係法令の遵守とコンプライアンスの強化

ISO14001 アヲハタグループ組織図

※海外子会社を除く

※営業は本部のみを適用範囲とする

アヲハタグループの持続可能な調達のための基本方針

基本方針の策定にあたって

アヲハタグループは、創業以来「フルーツ加工品は原料を選ぶことによって7割が決まる」という信念のもと、常に良い原料を求め、安全・安心でフルーツのもつ美味しさにこだわった商品づくりに努めてきました。しかし、今や良い原料の条件としては、美味しさ・安全性だけでなく、環境や人権に与える影響にも配慮していることも求められており、お客様に安心・ご満足いただくために欠かせない要素となってきています。こうした中より良い原料を安定的に調達するためには、お取引先と一緒に取り組んでいく必要があり、それによってお取引先と私たちの持続可能性を高め、お客様に良い商品をお届けすることにつながっていくと考えます。

よって、以下のことをアヲハタグループの持続可能な調達の基本方針といたします。

  1. 法令を遵守し、国際的なルール・慣行にも配慮した取引を行うとともに、腐敗行為の防止を徹底する。
  2. 公正で誠実な取引を行うとともに、機密情報や知的財産を適切に管理する。
  3. 人権を擁護し、差別的な言動や非人道的な扱いを行わず、また人権侵害に加担しない。
  4. 従業員の労働者としての権利を尊重し、適切な労働慣行と安全で衛生的な職場環境を確保する。
  5. 地域と地球環境の汚染と破壊を防止するため、資源の持続可能な利用に努める。
  6. 安全で高品質な原料を持続的に利用できるように、生態系への影響も考慮した管理を行う。
  7. 原料を生産する地域社会が持続可能になるよう、積極的に貢献する。
  8. 上記に関して、自社のお取引先にも同様の配慮をお願いする。
  9. 上記に関して、適時・適切な情報開示を行う。

アヲハタグループサプライヤーCSRガイドライン

本ガイドラインは、私たちとお取引先の持続可能な活動により、お客様へ良い商品を継続的にお届けするためにお取引先の皆様へ遵守をお願いするものです。
本ガイドラインに照らして課題が明らかになった場合には、お取引の皆様と私たちとで連携し協力してその解決に取り組みたいと考えておりますので、よろしくお願いいたします。

  • 1. 法や社会規範の遵守とガバナンス

    ① 国際慣習法、当事国や地域が批准する条約や協定、及び生産、加工、流通や販売活動を行う地域社会が定める全ての公法や社会規範を遵守する。

    ② 一般的商習慣に倣い公正で誠実な商取引を行う。また、優越的地位の濫用などの取引先に不利益を与える行為、公正な競争を阻害する行為を行わない。

    ③ 全ての事業活動において、汚職、恐喝、横領、贈収賄、記録や物証や証言の偽造、改ざんおよび隠蔽などの倫理に反する行為を厳に行わず、かつ加担しない。また、反社会的勢力との関係を持たない。

    ④ 個人情報や技術情報および取引先の機密情報を厳密に管理し、許可なく第三者へ漏らさない。加えて、コンピューターウイルスなどによるネットワーク上の脅威から情報を守るための策を講じる。

    ⑤ 他者の知的財産権を侵害する行為を行わない。また、そのような行為を許容しない。

    ⑥ ステークホルダーからの要請を受けた際には、誠実性と透明性をもって適時、適切に情報開示を行う。

    ⑦ 経営層は、社会的責任と環境に対する責任を果たし、倫理的に行動するために社内体制を整え定期的な内部監査などの報告を受けるなどし、積極的にマネジメントする。

  • 2. 責任ある労働慣行と人権への配慮

    ① 従業員を保護し、労働者の権利を尊重し、適切な労働関連法規や国際的労働慣行に沿って労働者が安全かつ衛生的で健康に働くことができ、働き甲斐が持てる職場環境づくりを行う。

    ② 賃金や労働時間などの労働条件や福利厚生などは、事業を営む地域の関連法規を満たすよう適切に社内規定を整備し、全ての従業員が閲覧できるよう文章化し、公正な評価基準のもとで運用する。また、従業員が会社に対して懸念を申し出る機会や仕組みを設け、真摯に対応する。

    ③ 関係する全ての人々に対し、差別、虐待、脅迫、ハラスメント、報復などの非人道的な言動をせず、公平性を持って多様性を受け入れ、人権を尊重する。また、人権侵害への加担をせず、かつ許容しない。万一そのような行為が発覚した場合には、適切に救済し、また問題の再発を防止する措置を講ずる。

    ④ 労働災害などの危険や非倫理的な行為などを予防するため、適切な従業員教育や訓練を行う。また、定期的に監査を実施して教育や訓練の成果を確認し、必要に応じて是正する。

    ⑤ 従業員の意思に反する労働を強制しない。また、そのような行為に加担しない。

    ⑥ 未成年者の心身の健全な発育や発達、義務教育を受ける権利を守るため、満15歳、当事国および地域で適用される法定雇用最低年齢、義務教育終了年齢のいずれかに達していない者を労働させない。また、そのような行為に加担しない。

  • 3. 資源の有効利用と環境への配慮

    ① 環境マネジメントシステムを構築して関連法規を順守し、資源の持続可能な利用と地域や地球環境の汚染や破壊を防止する。

    ② 水やエネルギーなどの資源は、使用削減や有効活用及び再生資源の積極利用に努め、排出水や温室効果ガスなどによる環境負荷を抑制する。また、そのための管理に努め、ステークホルダーの求めに応じてそれらの正確な情報を開示する。

    ③ 廃棄物の削減、再資源化や環境破壊物質の排出防止に努める。

    ④ 生態系や生物多様性、環境への影響に配慮した農業を推進し、安全で高品質な原料を持続的に利用できるよう努める。

    ⑤ 違法な森林伐採など、環境破壊につながる農産物や資源を購入、使用、供給しない。

  • 4. 品質の確保と社会への配慮

    ① 品質マネジメントシステムによる品質保証体制を構築し、安全で良好な品質の製品をお客様へ持続的に供給できるように努める。

    ② お客様に安心してご使用いただけるよう、関連法規が定める安全基準と弊社との間で取り決めた品質基準を満たす製品を生産する。また、そのための製造管理や品質管理に努め、ステークホルダーの求めに応じてそれらの正確な情報を開示する。

    ③ 原材料を生産する地域社会の慣習に則り、先住者をはじめとした現地の生活者の権利を侵害しない。また、その持続可能性が保たれるよう貢献する。

    ④ 原材料や包装資材などの取引先に対しても、その地域社会の持続可能性が損なわれないよう積極的に働きかけ、責任ある調達を行う。

アヲハタグループレポート
(会社案内、社会・環境報告書)

アヲハタ株式会社の会社概要およびアヲハタグループの社会・環境への取り組みについて、「アヲハタグループレポート」としてまとめました。