S.S

現在はジャム工場で「アヲハタ　５５」や「アヲハタ　まるごと果実」などアヲハタの主力商品であるジャムの生産業務を行っています。生産現場には、原料の配合から加熱、殺菌、充填、包装と複数の工程があります。その中でも現在は、充填工程のオペレーターと製造中の品質管理の業務を行っています。
オペレーターの業務では、安全かつ高品質な商品を安定的に作り出す為に、多くの確認作業を決められた時間内で行う必要があります。初めはその確認作業の多さに戸惑うこともありました。ですが、これまで築いてきたブランドを守っていくためにも一つひとつの作業が重要で欠かせません。ただの作業で終わらせない為にも、なぜその作業が必要なのか作業の意味を考えながら行っていくことが大切だと感じています。
品質管理の業務については、商品毎に定められている規格から外れてしまうと出荷できなくなってしまう為、正直とても気を遣う仕事です。しかし、いつでも安定した商品を作り出す為に、その日の商品の品質を決めているという自負と責任を持ち、取り組むようにしています。

一番の魅力は、自分が製造に携わった商品をお客様に直接手に取ってもらえる点です。自分の手元で作られた商品が全国に届けられ、多くの人に食べてもらえるというのは、初めは不思議な感覚でした。しかし、今では店頭に商品が並んでいてそれを手に取ってくださるお客様を見ると、とても嬉しくなりますし、モチベーションになっています。また、高品質で美味しいものを届けなければいけないと身が引き締まる思いもします。さらに、工場での仕事は、朝製造がスタートし、夜終了するというように一日のうちで完結するものなので、その日一日の製造を大きなトラブルなく無事に終えられたときは、達成感を感じることができる点も魅力だと感じています。今後のキャリアを形成していく上で、部署の異動などもあると思いますが、メーカーで働く以上、生産の現場を知っていることは重要であり、自身の強みになると思っています。今の生産業務を将来に活かすためにも、今後さらに幅広い知識や経験を身に着けていきたいと考えています。

一言で言うと温かい方が多いという印象です。入社当初は右も左も分からないことばかりでしたが、質問すると丁寧に教えてくださり、困っていることがあると仕事外の場面でもたくさん助けていただいています。
これは、現在の職場だけでなく、営業所や竹原工場、山形工場などへ研修に行かせて頂いた際にも、皆さん丁寧に接してくださり、会社全体で穏やかな方が多いという印象があります。
また、上司の方とも定期的に面談をする機会があり、現在の状況から今後のキャリアのために今何が必要なのか、真摯に向き合いアドバイスをいただいてます。このような面談の機会以外でも相談すると一緒に考え動いて下さり、風通しがよく話を聞いてもらえる環境であると感じています。そのような環境があるからこそ、自ら発信することが重要だと思いますが、若いうちから挑戦できる風土に繋がっているのだと思います。

就職活動は落ち込むことや、焦ることもあると思います。私自身、就職活動中はとにかく早く終わらせたいと思ってしまうこともありました。でも、自分が本当にやりたいことをしっかり考え、その軸はぶれずに持ち続けることが重要だったと感じています。「就職活動はご縁」とよく聞きますが、ご縁がある時期は人それぞれだと思うので、「この会社で働きたい」と思える企業に出会えるまでじっくりやってみるのもいいと思います。
あとは、悔いなく学生時代を楽しんで下さい！

休みの日は気分転換に、車の運転がてら少しだけ遠くに出掛けたりしてます。私は広島出身では無いので、どんな街にどんなお店があるのか、広島開拓を観光気分で楽しんでいます。